トルコで出会った歴史と絶景 ― 20年前の旅を振り返って

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トルコは東ヨーロッパと西アジアにまたがる国で、古代ギリシャ、ペルシャ帝国、古代ローマ帝国、ビザンチン帝国、オスマン帝国との文化的な結びつきがあります。ボスポラス海峡に面した国際都市イスタンブールには、この街を象徴するアヤソフィア博物館があり、高くそびえるドームとキリスト教のモザイク画が見られます。この街には他にも、17 世紀に建てられた壮大なブルーモスク、1460 年頃に建てられ、かつてスルタンが居城していたトプカプ宮殿などがあります。アンカラは現代的な雰囲気の漂うトルコの首都です。

1. 旅の始まり ― ツアーで訪れたトルコ

  • 初めてのトルコ、当時の印象や空気感は青い空と海峡の青色、そしてブルーモスクの青が印象に残っています あとは初めてのイスラム圏!アザーンの音も心地よかったです
  • ツアーならではの安心感と盛りだくさんの行程!さすがツアーです。大きいバス1台にゆったり乗れるくらいの人数でした 旅行中、他の旅行者とお話しする機会も多く楽しかったです(夫婦共働きなら給料の少ない方で生活して多い方は貯金するのよ!など人生観も聞けたりしました)

2. イスタンブールの荘厳な歴史建築

  • アヤソフィアの迫力と歴史:元々は東ローマ帝国時代に首都コンスタンティノーブルで建てられたキリスト教正教会の大聖堂が起源 コンスタンティノーブル総主教座の所在地であったが、ローマ・カトリックの教徒大聖堂とされていた その後長期間にわたりイスラム教モスクとして改築を繰り返し使用されて現在の特徴的な姿となった 
    キリスト教建築物でありながらオスマン帝国の時代においても第一級の格式を誇るモスクとして使用されました キリスト教とイスラムの両方の文化・歴史が混在する歴史的建築物です
    トルコ政府は「モスク化」後も外国人や観光客の立ち入りを認める方針を示しており、礼拝以外の時間帯は観覧できます 現在は2階が閲覧できるそうです
    キリスト教のモザイク画とイスラム教のカリグラフィが同時に見ることができ、圧巻です
    1985年に世界遺産に登録されています
  • スルタンアフメト・モスク(ブルーモスク)の美しさ:直径27.5mの大ドームと世界で唯一となる六本のミナレットを持ち、内部は数万枚のイズニク製の青い装飾タイルやステンドグラスで彩られ、白地に青の色調の美しさからブルーモスクと呼ばれています 本当に美しいモスクで必見です こちらも1985年に「イスタンブール歴史地区」として世界遺産に登録されています
  • トプカプ宮殿博物館の豪華さ:君主の住居として使用されていました 現在は博物館として見ることができます
  • グランドバザールの活気と雑踏:自由時間にぐるぐると巡りました 客引きも多く賑やかです ここで母にスカーフを購入しようと探しました オレンジ色にチューリップの柄のスカーフは今では私のタンスに入っています ここで一緒に旅行していた友人が少し揉めたのですが、店員さんは「まぁまぁ」とトルコのチャイ(熱い紅茶です)を頼んでくれて、彼女が落ち着くまで居てくれていました(この店員さんと揉めたわけではない)トルコの人は日本人に好印象を持ってくれていて、声はかけるけれど他の国ほど強引ではありません
  • ガラタの塔を下から見上げた印象:特に高い建物だなーと思った記憶しかありません

トルコでは上の図のようなカップで熱い紅茶(通称チャイ)を飲みます
かなり濃いめに入れて角砂糖を入れて甘めにして飲むのがメジャーです
街中でもよく飲まれていて、チャイ屋さんがお盆にのせて運んでくるのをよく見ました
家庭でも街中でもトルココーヒーよりチャイが多かったです
(チャイといえばインドもチャイですが、インドはミルクティです)

3. 大自然と奇跡の景観

  • カッパドキアの不思議な岩の世界:カッパドキアには行きました。気球からはみていません 普通に景色としてみた様に覚えています 本当にキノコみたいだなと思いました。(色も上下で違うため)
  • ギョレメ野外博物館と壁画:名前をあまり覚えていないのですが、岩に部屋を作って住んでいた後のようなものを見た記憶があります
  • カイマクル地下都市の神秘:この地下都市の記憶はあります 地元の子供達が遊んでいて見つけたと話していました 内部には教会・ワイナリー・食料貯蔵庫があり多くの方が住んでいたとのことでした 案内をしてくれる人についていかないと迷子になると言われて前の人について見学しました 途中で岩のドアがあったり空気穴になっている地面と垂直の穴があったりと実際に人が住んでいたんだなと感じられる部分もありました
    地上に出ると靴が真っ白になっていてこの地の乾燥具合がよくわかりました
  • パムッカレの白い石灰棚と温泉:ここも旅行前から楽しみにしていた場所でした 純白の棚田のような景観 それも中の水は温泉なんです 着いたのが夕方でゆっくりと入ることはできませんでしたが靴も靴下も脱いで裸足で入りました 中は炭酸カルシウムが沈澱していてぬるっとしていました 温泉といっても暑くなくぬるいくらいの温度 体験するって大事ですよね

4. 古代の息吹を感じて

  • エフェソス遺跡の壮大さ:石の遺跡を見るのが初めてでその大きさに圧倒されました アルテミスの神殿の柱や礼拝堂 当時の人たちはどのように過ごしていたのか想像するだけで楽しくなります
  • トロイ遺跡と「木馬伝説」:ギリシア軍がトロイア王国に攻め込んだトロイア戦争の際に、ギリシア軍の知将オデュッセウスによって考え出された作戦及び作戦のために作られた巨大な木馬を見たいと思っていました 実際は語り継がれた神話のようです 現在そこには大きな木馬が再現されて置いてありました

5. 旅を振り返って

私が再度行ってみたい海外の国はどこかと聞かれたら、それはトルコでした
職場の近くでトルコ語の勉強会があり、それに参加したことで友人ができ
トルコに行ってみたいと思うようになりました
それからツアーに参加していくことになり
ほぼ一週間 トルコに滞在しました
トルコの人は友好的で、見るものは日本ではみられない建造物や遺跡
海辺の散歩も気持ちよかったです
残念ながら食事のおいしさはよくわかりませんでしたが
同じツアーに参加されていた方の醤油やポン酢に助けられました
(味がない時)
今でもトルコは再度訪れたい国の一つとなっています

トルコには宗教の違う人がお互いを認め合って暮らしてるイメージがあります
私は無宗教なので宗教のことはよくわかりませんが
お互いを認め合って暮らすことができると思っています
トルコは広い国です
黒海のあたりの景色は全く違うと話に聞きました
いつか行けるといいな