20年前に旅したモロッコ|忘れられない思い出と、また行きたい理由1️⃣

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今から約20年前、私はモロッコを旅しました。
スマートフォンもSNSもなかった時代。旅先の空気や人の笑顔を、五感すべてで感じたあの頃の記憶は、今でも私の心を強く揺さぶります。
モロッコは、一度行ったら忘れられない国。そして「もう一度行きたい」と強く思う国でもあります。
今回は、そんなモロッコの旅の記憶を、少しずつ綴ってみたいと思います。

旅の思い出
1、モロッコはイスラム教の国です。他の宗教を支持されている方もいらっしゃいますが多くがイスラム教信者。礼拝は1日5回、モスクからアザーン(呼びかけ)が聞こえます。私が旅行した時期はちょうどラマダンにかかっていました(イスラム暦のラマダン月には、日の出から日没まで断食が行われます)案内してくれた運転手の方、ガイドの方も日中は水も口にしません。旅行中1日だけ日中食べないということをしてみましたが日が落ちてから食べるご飯は格別でした!日が落ちてから最初に食べるのが「ハリラ(Harira)」というスープです。トマト風味でスパイスが効いていて優しい味のスープです。

2、ハリラが出てきたのでモロッコの料理の話をします。タジン鍋という鍋はご存知ですか?蓋は山のような形をしていて、受ける方は少し深いお皿のような形をしています。モロッコではこのタジン鍋の料理が多く、野菜・ラム肉・鶏肉etcがあります。食事のたびにどのタジンにするか選んで食べていました。これがどのタジン鍋も美味しくて感動しました。スパイスが効いているのに優しい味付けで、同じ味ではないんです。
🥕 野菜のタジン
・オリーブやレモンがアクセントに
・にんじん、ズッキーニ、ジャガイモ、ナス、トマトなどをたっぷり使ったヘルシー系
・スパイス:クミン、ターメリック、ジンジャー
🍗 鶏肉とレモンのタジン
・鶏肉に塩漬けレモンとオリーブを加えた、爽やかな香りの定番
・ほんのり酸味と塩気が効いてる
🐑 ラム肉とプルーンのタジン
・ラムのコクとフルーツの甘さが絶妙で、日本人にも人気
・甘じょっぱい系のごちそうタジン!
・シナモン、蜂蜜、プルーン、アーモンドなどを使う
🐟 魚のタジン
・コリアンダーやクミンが効いていて、香り高い
・白身魚やイワシに、トマトやパプリカ、スパイスソースをかけて煮込む
🧆 ケフタのタジン
・家庭料理として人気!パンでソースをすくって食べる
・ミートボール(ケフタ)とトマトソース、卵を使ったこってり系

3、マラケッシュの市場で迷子になりました。本当に迷路なんですよ。好きな方向に歩いているとだんだんどこに向かっているのかわからなくなります。結局地元の子供に広場まで連れて帰ってもらいました。市場には革製品やタジン鍋のような食卓に使う品、服屋さんなどその種類によってまとまってお店がありました。道ではロバがの荷物を運んでいました。お肉屋さんの前ではラクダの頭が置いてあって、びっくりしました。広場ではオレンジジュース屋さんがあって少し大きめのボトルに絞りたてのオレンジジュースを入れてくれるんです。種も入っていました(笑)人のお宅にお邪魔するときにお土産で持って行った記憶があります。
夜になると広場では屋台が出ます。旅行者向けですが、美味しくて楽しい思い出です。エスカルゴが山のように積まれていたのを鮮明に思い出します

4、

続きます😆